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〒245-0053 神奈川県横浜市戸塚区上矢部町1624-116

シャッタースピード・シャッター
土台水切りなどの付帯部
施工紹介 ページ
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ここ20年で窓の外には雨戸ではなくシャッターが増えたかとおもいます
それと同時に建物の土台基礎と外壁の間に水切り(土台水切り)も増えました

以前は雨戸戸袋塗装が多かったですが
ここ最近はシャッターボックスや土台水切りを塗る事が多いです
なぜ仕様が変わってきたまたどのような意味というのは
ここでは置いておいて続けさせて頂きます

雨戸戸袋もシャッターボックスと水切りも
塗装方法の基本は同じです 
「目粗し研磨清掃から下塗り塗布そして上塗り2回塗り」です
そこに少し一工夫を入れます

今回は雨戸戸袋はのぞいての説明となります
前置きが長くなりましたが
ここからは写真を使って説明させていただきます


最近のシャッターボックスなどは建材メーカー仕様書などに部材は鋼板と書いてあります
これは鉄ではなくアルミと亜鉛が混じっている物かと思われます
劣化しても真っ赤に錆びることはなく
下の写真のように白くツブツブした物が出てきます



これはアルミ特有の白錆です 
長く放置するとツブツブ表目に尖ってきます
できればそうなる前に塗装が望ましいです

アルミの白錆が発生しやすい箇所は雨風が当たるところではなく
下の写真のようにベランダ下などの雨風が当たらない箇所に発生しやすいです



赤錆は雨風が当たり水がはけにくい箇所で出てきますが
白錆は逆でホコリが溜まる箇所に発生します
おそらくですがホコリに湿気が付着することで時間をかけて白錆になるのかと思われます

年に1度ぐらいお水でホコリを流してあげると良いかと思います

はじめに
表面を研磨します





外壁などのように凹凸がない塗装物はサンドペーパーで研磨することにより
細かい傷が入り 表面積を増やします ここに塗料が入り付着を良くします
錆もこれにより取り除くことができます

そして清掃します



強風をだすブロワーでゴミを飛ばすこともございます
ホコリの量によって変えます

先にこの手の物はアルミと亜鉛が混じっているのべました
化学に精通しているわけではないですがアルミ亜鉛混じりはなぜか表面が
ツルッとした油分のような感触がします
このままでは付着が心配です 
これを塗料メーカーに聞くと脱脂をしてくださいといいます
ここでは揮発性の高い溶剤 アセトンを含ませて拭き掃除をします 



透明な液体です 一般の方にわかるように言えば
マニキュアの除光液のようなものです 臭いも似ています



養生も済ませてから下塗りに入ります




安価な錆止めは使ってはいけません
塗料メーカーのカタログにはそのようには書いていませんが
アルミ亜鉛混じりの下地には塗料は付着力だけではなく
塗膜の結合力も使って塗膜を安定させます

当店では弱溶剤2液型エポキシ樹脂錆止め塗料を使うことが多いです



この手の塗料には厚膜タイプもあります
厚膜タイプの方が錆を抑えてくれます 上の写真は厚膜ではありません
赤く出ている錆ではなければ厚膜では無くて良いです
それと厚膜をこの様なフラットな面で使うと刷毛塗りの痕などが目立つため
あえて厚膜は使いません

当然ですがマニュアル通りに混合攪拌させて塗り出します



養生はただテープを貼るだけではなく
頻繁に開け閉めする箇所はシートなどを使いシャッターを養生




開け締めがない箇所はビニール材を使い養生します




下塗り塗布後は規定時間以上に乾燥させてから



上塗り材を所定時間を開けながら2回塗ります
これで仕上げとなります

この様な塗装をするものは他には
出窓上の庇や



換気口などがあります



住宅街で塗装工事をしているとすぐ近くで同じように塗装工事に掛かっていることがあります
少し見ているとこの様な箇所を1日で塗りきる業者が多いですが
工程間をシッカリと時間を取るマニュアルを守ると1日では終わりません

このまま土台水切り塗装まで書こうかと思いましたが
少し長くなるかなとおもい別ページにします

最後に少し足しで
シャッターは塗らないのですかと聞かれることがあります
日中開けられていて日焼けしていない場合は
塗らなくても良いのではとお答えしています
シャッターしまい込む際巻き上げながらボックスに入っていきます
その際どうしても表面にロール傷が入る事があります
傷が入ると上塗り材が削れ下塗り材が見えてきてしまう事があります
そのためお客様からの希望がなければ塗る事はありません

では希望があった場合は

シャッターは細かいスリットがあるので毛玉状のサンドペーパーを食い込ませながら
目粗し研磨をしていきます



清掃後

今回は錆止めではありません 
錆止めでは厚みが付いてしまい 巻き上げの際傷がより付きやすくなります
そして上塗り材が削れた後錆止めが見えてしまうため



無色な密着プライマーを塗布します



そして吹き付け塗装で仕上げていきます



少し嫌な風に聞こえるかもしれませんが
厚みを付けないように吹き付け塗装です



厚みが付いた方が耐久性などは良いのですが
厚みが付く事で巻き上げの際 擦れ傷が寄り付きやすくなります

厚みがなくても傷は付くのですが目立たずすみます

駐車場入り口や商店の入り口シャッターは鉄製で錆びていることが多いです
その際はこの様な仕様はできません
この仕様は窓廻りに付いているシャッターにだけできる仕様です
錆が出ているようなシャッターなどはご相談ください

最後までお読みいただきありがとうございました

バナースペース

建築塗装「和」かず

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